快適 こげ豆のブログ

無気欲は楽しい

強欲に使うエネルギーは疲れる

 

 強欲に使うエネルギーは無駄

 

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私は「大阪のおばちゃん」に憧れていました。
あの他人を蹴落としても自分が前に行こうとするバイタリティ。
電車の席もちゃっかり占領し、
見知らぬ人にも平気で飴を配る( *´艸`)アメチャン
彼女たちに、憧れていました。

語弊があるかもしれませんが、がめついって素敵。
 
でも、ちょっと、目指すところを間違っていたようです。
というか、私に合っていなかった(^_^;)
強欲になろうとすればする程苦しくなりました。
 
どうして欲が深いと苦しくなるのか考えましたが、
欲も自分が抱える荷物の一つだと考えると合点がいきます。
欲も「強欲」となると大荷物ですよ。
 
 欲が自分に向かうと重くなる
 欲が他人に向かうと軽くなる
 
 例えば、仕事が苦しい苦労さんと、仕事が楽しい安楽さんがいるとします。
この二人の違いは何かと考えると、
仕事の喜びをどこに向けているか、ではないでしょうか?
 
苦労さんは、欲が自分に向いていて
自分の為に仕事をしています。。
・生活の為に我慢してでもお金を稼ぎたい
・人の要望より、自分のノルマを達成したい
・上司に叱られたくない
だから苦労さんは、こうお客様に言うでしょう。
「ノルマが大変だから協力して」
「何かイイ話ありませんかね?」
苦労さんは、目標が自分の快楽ですから、お客様のことは考えません。
だから、客側は不満しかなく。
いつ苦労さんを見放すか分かりません。
苦労さんの喜びは、ノルマの達成感とお給料だけです。
 
 
安楽さんはと言うと、欲が他人に向いていて
他人が喜んでくれるから仕事をしています。
・人の要望は、きちんと聞いて対応する
・自分の知識・経験が人に役立って良かったと考える
・上司の意を察して動く努力をすることが喜び
だから安楽さんはお客様にこう言うでしょう。
「こうされた方が、お客様にとってお得ですよ」
「お役に立てて嬉しいです」
安楽さんは、お客様の喜ぶ顔が見れたら満足ですから、
自分のノルマのことなんて考えません。
だから、客側は信頼しかなく。
何かあれば安楽さんに頼み、友達にも紹介するでしょう。
安楽さんは、自然にノルマ以上の仕事をこなしてしまいます。
ノルマ達成しない時も、上司の役に立てなかったと思うだけです。
 
 
あなたも、前者は重く感じ、後者は軽く感じませんでしたか?
地球上のものは、何でも重いと下に、軽いと上にいくように感じます。
こういった意思の違いにも、重さがあるのではないでしょうか。
 
抱える荷物が多いと疲れるのは、重い考え方は本当に心が重くなるからで。
例では営業の仕事ですが、勉強や家事も考え方は同じです。
身軽に生きたいなら、考え方を変えてみるのも良いかもしれません。
 
ボランティアも、動機が重要というのも同じことです。
ボランティアを本気で他人の為にしている人を見分けるのは簡単。
自分の時間だけでなく、何も考えずにお金も出せているかです(笑)
金額は関係ありません。気持ちがどうかってことです。
苦労さんは渋って出さないでしょうが、安楽さんなら快く出すでしょうね。
 
私は、結局人って意思(心)が全てなんだと思います。
 
自己満足でするアクション(仕事含む)は自分の荷物となり、
少しの荷物も積み重なれば、
将来自分が重く苦しい精神状態に陥るかもしれません。
 
それは、なかなか自分では気づけないので見分け方ですが。
他人を本気で労わる為に動いたのであれば、他人の反応は気になりません。
お節介ね!と嫌がられたとしても、あの人は嫌だったんだなと思うだけ。
もし相手の反応に腹が立つようなら、
「してやっている」という自己満足で動いていたということだと思います。
 
 
まずは、欲が自分に向いていると気付けることが大事かな~と思います。