何の生産性もない「大袈裟」はエネルギーを使います。
ちょっとしたことに、たいそう驚く Σ( ̄。 ̄ノ)ノとか。
例えば会社で、誰かの小さな失敗を驚いて大ごとにしてしまう。
例えば学校で子どもが怪我をしたら、驚いた親が先生に食ってかかる。
例えば家で開けた野菜に虫が付いていて驚いたとお店に文句を言いに行く。
こんなのね、小さいことです。
大袈裟に騒いで何か生まれるものがあるのかと考えると。
生まれるものは傷つく人だけ。
言われた方は、深い心の傷を負う場合がある。
騒ぐ人の人間性に傷がつく。
何よりエネルギーの無駄使いです。
やっている本人は真剣だし、気付いていないだけなんですけどね。
感情豊かと言えば聞こえは良いけれど、
喜怒哀楽もあんまり激しいとどうかと思います。
自分も周りも疲れますよね。
何事にも動じない「無」。
小さなことは小さなことと処理できる能力。
つまり「大袈裟に騒がない」品性を保つ。
別に努力は必要ありません。
驚かなければいいだけです。